2021年JAF全日本ダートトライアル選手権第3戦

「DIRT-TRIAL in NASU」

 

旅の途中

 

 

CMSC選手結果ニュース https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12671399857.html

大会のひとコマ   https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12671404188.html 

大会情報(主催者HP)  https://dirt-nasu.com

CMSCホームページ  http://himaob7.kagebo-shi.com/CMSC/HP/index.html   

 

丸和オートランド那須に向かう途中、栃木県内で青空の下で飯を食べ、友人と再会し、徳川関連城巡り等々をした。

 

1 歩いていける三県境(群馬県板倉町 栃木県栃木市、埼玉県加須市)

 

 

 

栃木県、群馬県、埼玉県の3県境。周りは畑だった。

日本全国に3県境は40か所以上あるが、そのほとんどが山の山頂、尾根であったり、河川上であったりと、

歩いていけるところにはない。平地にあって歩いていけるのはここだけ。

三県境は以前、渡良瀬川の中に位置していたが、明治時代から大正時代にかけての渡良瀬川の改修工事により、現在の河道に変わり、現在の水路の位置となった。

現在の三県境の位置から県境を示すコンクリート製の杭が見つかり、その点が三県境と確認された。

 

真ん中のコンクリの柱の上に緯度経度が記された標識がある

 

三県境で朝飯をのんびりと。 

 

 

付近には群馬、栃木、埼玉、茨城の4県にまたがる日本最大級の遊水地、渡良瀬遊水地がある。

 

 

2 結城城址 (茨城県結城市)

 

 

徳川家康次男秀康が養子に入った結城家の居城。秀康もここで10年居城した

。「秀康」の「秀」が付いているのは、その前に秀吉の養子だったから。

(その後秀吉に実子が生まれ結城家に養子に出された)

兄信康の死~それでも秀康は後継者になれなかった。

 日本の家督相続は、「生まれ順」ではなく「母の身分順」だから。

関ケ原後秀康は越前(今の福井県)に移封され、結城城は一時廃城。

しかし水野氏が再興、幕末まで居城した。なお秀康は34歳の若さで死去した。(秀忠による暗殺説もあり)

 

日本三大埋蔵金伝説の城だそうだ。

①豊臣秀吉の黄金(埋蔵量ナンバーワン) 【場所…兵庫県川辺郡猪名川町多田銀銅山跡】

②徳川幕府の御用金(知名度ナンバーワン) 【場所…群馬県渋川市(旧勢多郡赤城村)ほか】

③結城晴朝の黄金((探索の歴史ナンバーワン )場所…茨城県結城市/栃木県下野市(旧南河内町)ほか】

 

 

本丸跡は城址公園になっている。

 

 内堀に架かる橋 

 

内堀には水は無くなった

 

内堀跡

 

本丸の北側 水堀があったとされるが現在は水田。

 

城の南西に会った水堀は水上公園になっている

 

結城小学校 外壁を城郭風にしている。ここも水堀があったようだ。

 

 

3 小山評定(ひょうじょう)跡 (栃木県小山市)

 

 

 

「小山評定跡」は小山市役所敷地内にある。

会津の上杉景勝(信玄の後継)討伐のため下野小山まで進軍した徳川家康は、石田三成挙兵の知らせを受け、諸武将を集めて今後の進退を諮った。家康に従う諸将のほとんどは豊臣家譜代の武将であったが、反三成の福島正則、山内一豊らがいち早く家康支持を唱えたことにより全軍一致で家康支持となり、東軍として関ケ原に向かった。東軍の結束をもたらしたのが「小山評定」だった。

 

 

 

 

市役所の北側に「小山御殿跡」=祇園城の一部 がある。

ここは徳川家光以降歴代将軍が日光東照宮参拝の際の宿泊地だった。

 

 

4 宇都宮城 (栃木県宇都宮市)

 

石垣の上は清明台櫓

 

奥に見えるは富士見櫓

平安時代の後期より宇都宮氏代々の居城となり、

本多正純の大普請によって約4km四方の近世城郭へと発展した。関東七名城の1つ。

 

本丸跡地 

現在は江戸時代中期の宇都宮城本丸の一部が復元された公園となっている。

 

将軍が宿泊した御成御殿 城内本丸に建てられた。

 

清明台櫓 実質天守

 

富士見櫓

 

宇都宮城釣天井事件

元和8年(1622年)2代将軍の徳川秀忠が日光東照宮に参拝の帰り道 、宇都宮城に一泊する予定だった。

宇都宮藩主で江戸幕府年寄りの本多正純(ほんだまさずみ)は、

からくり仕掛けの釣天井をつくって秀忠暗殺を謀った嫌疑をかけられ、本多家は改易、正純は流罪。

実際には宇都宮城に釣天井の仕掛けは存在せず、改易は別の原因によるもので、この伝説は創作されたもの。

 

 

5 トヨタカローラ栃木 GRガレージ宇都宮つくるま工房 西野洋平さん(栃木県宇都宮市

 

 

 

全日本ジムカーナ2019年(PN3クラス)2020年(JG6クラス)2年連続チャンピオン

西野洋平選手の勤め先を訪問した。

 

 

 

 

お店からのメッセージ

『クルマ好きが集まり、そして増えていく、そんな「町いちばんの楽しいクルマ屋さん」を目指し、

2017年9月にオープンしました。

カスタマイズの知識に優れた専門スタッフが常時在籍、クルマが好きなお客様と共に語り、

楽しむことはもちろん、カスタマイズやチューニングのご相談も承ります。』

 

トヨタはモータースポーツマインドユーザーを大切に扱っていると思った。かつての三菱がそうだった。

 

 

 

6 ターマックプロ CMSC栃木・川口法行さん(栃木県宇都宮市)

 

CMSC栃木の川口法行さん(左)のガレージ、ターマックプロを訪問した。

クラブ員の下谷さん(左2人目)高松さんにも会えた。下谷さんは有給休暇を取って待っててくれた。

 

 

川口さんは以前スーパー耐久レースに、チーム監督としてST2クラスにランサーで、

その後ST4クラスにヴィッツで参戦してきた。

 

現在はST2クラスにエントリーしている#743のシビックをメンテナンスしている。

4月18日第2戦SUGOでは6位だった。

 

 

7 メイプルスポーツ 赤羽政幸さん(栃木県宇都宮市)

 

湯西川温泉に行く途中にCMSC栃木・赤羽政幸さんのお店メイプルスポーツにも立ち寄った。

2時間も話し込んだ。

 

赤羽さんは4年前に全日本から引退、2018年から地区戦にスポット参戦してきたが

今年から全日本にオートマチック車専用クラス(JD11クラス)ができたので、

1.5ℓのアクアATを持ち込んで第1戦にエントリーした。しかし1台エントリーで選手権不成立。

今回第3戦は5台のエントリーがあり、第2戦(恋の浦)に続き成立した。

ライバルは2ℓのBRZで、排気量500ccの差は苦戦間違いなしと、

事前予想の通り2台のBRZが1・2位を占め赤羽さんは3位になった。


 

8 湯西川温泉(栃木県日光市)

 

野岩鉄道 会津鬼怒川線

 

 

新藤原駅(東武鉄道終点)と会津高原尾瀬口駅(会津鉄道終点)を結ぶ30,7キロの路線。

 

湯西川温泉駅 ホームは地下にある。

 

この手の看板があると直ぐ顔を出して写真を撮りたがります。

 

 湯西川ダム湖探検「ダックツアー」は水陸両用バス。所要時間70~80分。3300円。

 

 

湯西川の河畔から青い空と緑の景色を眺めながらメスティンでご飯を炊いた。

 

 

9 車中泊

 

道の駅「かぞわたらせ」

 

 

今回の旅は結局3泊したが、いずれも車中泊。

レカロシートはホールドが良く、快適と言うか慣れてしまった。