2021年JAF全日本ダートトライアル選手権第2戦

「RASCAL SPRING TRIAL IN KYUSHU」

旅の途中

 

 

大会情報(主催者HP) http://www.altec-r.co.jp/rascal/alljapanDT/alljapanrascal.htm

CMSC選手結果 https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12667553949.html       

大会のひとコマ https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12667556371.html

 

CMSCホームページ  http://himaob7.kagebo-shi.com/CMSC/HP/index.html   

 

 

 

1 自宅 → 福岡

 

 

4月1日(木) 昼前に横浜の自宅を出発。九州はさすが遠いので車ではなく飛行機で。東京を横切り3時間かけて成田空港へ。飛行機はLCC(ローコストキャリア)のLCC.。受託手荷物料金を含んでも往復15000円を切りました。

 

  

左)運良く非常口席が当たり、足元楽々でした。

右)こちらは帰りの飛行機のシート。LCCは乗車定員を増やすためシートピッチが狭く、JALやANAの79cmに比べLCCはどこも71cmとかなり狭い。シート幅はLCCもANAやJALもほとんど変わりがなく、約42~45cmとなっています。

 

LCCもフライト時間はJAL,ANAと変わらず。夕刻無事福岡空港到着。

CMSC福岡・原竹知二さんが迎えに来てくれ、そのまま居酒屋に繰り出しました。

 

 

 

原竹さんの会社の人も加わり、海の幸を堪能しました。

 

 

2 博多湾クルーズ

 

 

 

 

 

翌日は志賀島近くの福岡マリーナから原竹さんの所有する船で、博多湾クルーズを楽しみました。

 

船速60キロ/時となるとさすがに揺れて、慣れるまで足元がおぼつきません。

 

前方はヤフオクドームに福岡タワー。

 

 

途中ランチを食べに能古島(のこのしま)に上陸。

 

能古島は博多湾に浮かぶ小さな島。

福岡市姪浜の渡船場からフェリーで約10分なので、気軽に訪れることができる観光スポットとなっています。

島には、コンビニやホテルなど近代的な施設はありません。

 

能古島の港に浮かぶ船の住人は山下さん(船首に立っています)。

この暮らしが気に入ってもうかれこれ15年住んでいるそうです。

 

なんとなくトロピカル

 

昼からビールだ。能古島サイダーは原竹さん。この後船と車の運転をするから。

 

 裏メニューのイカ丼だ。

 

能古島桟橋でワカメ採り。 

 

 

 

3 原竹邸囲炉裏でBBQ

 

 

 

金曜日の夜は原竹邸駐車場で恒例のラジコンドリフト大会でした。

 

原竹さんの愛車です。

 

 

 

 

その日の夜は原竹邸の囲炉裏でBBQ。

 

採ったワカメの根本の茎「めかぶ」を刻んでポン酢で食べました(左上)。

自分で採ったものだから尚美味かったです。

 

 

 

すっかり酔っぱらいました。

 

 

4 土曜日の公開練習後

 

4-1 宮地嶽神社(福岡県福津市)

 

     

左)土曜日公開練習後宮地嶽神社を参拝しました。「嵐」のJALのCMで一躍有名になった「光の道」は2月10月にしか見られない。

右)太陽が参道の真上の西に沈む時、丁度参道が黄金色に輝くそうです。雨曇りの時は見られませんが、その期間は各1週間あるそうです。

 

 

大しめ縄 直径2.6m、長さ11m、重さ3トンは日本一と言われています。

でも出雲大社の大しめ縄は直径8m 長さ13.6m 重さ5.2トン。出雲神社の大しめ縄のほうが大きいと思います。

しめ縄は人間界と神様の領域を隔てる決壊の役割をしています

。しめ縄を置くことで、その先の神域に邪気が入り込まないように壁を作っています。

 

 

小一時間かけて奥の宮八社巡りをしました。

 

 

 

大宰府天満宮には「梅が枝餅」、ここ宮地嶽神社には「松ヶ枝餅」。

どちらもまんじゅうではなく焼き餅です。

 

 

4-2 福間海岸(福岡県福津市)

 

 

その日の泊まりは恋の浦ダートラ会場近くの福間海岸の駐車場で車中泊。

写真は日曜日朝。

未明から降り出した雨は天気予報では昼に止む予報でしたが、結局終日降られてしまいました。

 

寝床はこんな感じ。

 

 

 

5 日曜日競技終了後  二日市温泉(福岡県筑紫野市)

 

恋の浦終了後は福岡の南、筑紫野市の二日市温泉御前湯へ

大人250円也。

芯から冷えた体を温め、びしょびしょになった服を着替えました。

 

「温泉のまちや踊ると見えてさんざめく」

明治29年(1896年)9月、夏目漱石が新婚旅行で二日市温泉に遊んだ際の句 

「さんざめく」とは「にぎやかに騒ぐ」の意

 

午後8時の本通り。今では当時のにぎやかさは無いように思います

 

 

 

6 城巡り 歴史巡り

 

6-1 来肄(きい)城 日本続百名城(佐賀県基山町)

 

廿日市温泉を後に、来肄城址の駐車場で車中泊。

翌月曜日は続百名城の来肄城を攻城しました。

 

 

来肄城は天智天皇が唐、新羅の侵攻から大宰府防衛ために築かれた朝鮮式古代山城。

頂上まで登ること30分。

 

4155 基山山頂に建てられた「天智天皇欽仰の碑」

 

   

   基山山頂に鎮座する祠。右に何やら倒れた石碑。      「本城跡 三養基郡基山村」と刻まれていました。

 

 

6-2 久留米城(福岡県久留米市)

 

 同じく日本百名城の久留米城。

こちらは筑後川を背に築かれた平城で攻城は楽勝でした。

 

 

 


見事な石垣や内濠に往時の雄姿をしのぶことができます。

 

その久留米城本丸御殿跡地に鎮座するのは久留米藩祖有馬豊氏を祀る篠山神社。

二の丸・三ノ丸はブリヂストン久留米工場の敷地となり、外郭は市街地となっています。

 

冠木御門跡 

本丸の大手虎口にあった桝形門。虎口は内桝形をなしています。

 

 

6-3 柳川城(福岡県柳川市)

 

        

柳川城跡 立花宗茂の居城。

戦国の武将で豊臣秀吉に「天下無双の武将は東に本多忠勝、西に立花宗茂あり」と言わせました。

関ヶ原の戦いで西軍について戦った武将で、改易された後に旧領で大名に復帰したのは宗茂ただ一人です。

西軍についたのは大恩ある亡き秀吉への忠義を果たすためであり、

家康に対する憎悪によるものではないことを家康は理解していました。

本多忠勝の推薦で家康の臣下となりました。

 

5層の天守は明治に焼失。本丸の小高い丘と石垣だけが残っています。

 

 本丸跡

 

本丸・二の丸付近は市立柳城中学校・柳川高校の敷地となっています。

内堀がわずかに残されています。

 

柳川では立花宗茂は戦国の英雄です。

 

 

 

柳川と言えば今では水郷で有名。柳川城の外堀とも言えます。

 

北原白秋生家 

北原白秋は日本の詩人、童謡作家、歌人。

柳川藩御用達の海産物問屋を営む旧家(現・ 白秋生家)に生まれました。

 

 

6-2 大宰府坂本八幡宮(福岡県太宰府市)

 

 

 

令和ゆかりの地、大宰府坂本八幡宮。

2度目の訪問。1度目は平成31年(2019年)4月5日、「令和」が発表されて5日目に行きました。

令和は約1300年前に福岡県の太宰府で行われた「梅花の宴」を記した万葉集の歌の序文が典拠とされています。大宰府の長官(=大宰帥(だざいのそち))であった大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅にて「梅花の宴」が催されたとされており、その邸宅が現在の大宰府政庁跡や坂本八幡宮の付近にあったと言われています。

 

 

6-3 大宰府政庁跡(都府楼跡)

 

 

 

7世紀後半、大和朝廷は那の津の官家(みやけ)をここに移し、奈良・平安時代を通して、九州を治め、我が国の西の守り(防衛)、外国との交渉の窓口となる役所(大宰府)としました。その規模は平城京、平安京に次ぐ大きなものでした。

かつて、大宰府政庁があった場所は、今は広々とした広場になっており、 建物はなくても、その礎石があちらこちらに残っています。石碑には「都督府古址」(ととくふこし)と彫られています。

菅原道真は、平安時代、平安京にて政治の中枢を担う人物でした。ところが、菅原道真の活躍を妬む藤原時平という人物の策略により、あらぬ罪を着せられ太宰府へ左遷させられてしまいます。そして道真は大宰府長官職に当たる「太宰権帥」の地位にありながら、事実上は幽閉状態で一度も政庁に登庁せず失意のまま亡くなりました。と言う訳で、道真は非業の死を遂げた平将門、崇徳上皇と並ぶ日本三大怨霊のひとりと言われるようになりました。

 

4161太宰府名物「梅ケ枝餅」 税込130円也。2年前は120円でした。

 

 

梅ケ枝餅は、まんじゅうではなく、小豆餡を薄い餅の生地でくるみ、梅の刻印が入った鉄板で焼く焼餅です

 

 

7 旧交を温める

 

7-1 吉谷久俊さん(福岡県久留米市)

 

4月5日(月)昼、久留米市の吉谷久俊さんを訪ねました。

桃栽培農家の吉谷さんは元全日本ラリードライバー。2010年を最後に家庭の事情で一時引退。

一昨年からラリー活動を再開、APRCラリー北海道に出場しています。

 

昼は美味しい蕎麦を食べに、うきは市まで。蕎麦の前菜はせいろ蒸し野菜。

 

市内の若宮八幡宮に「王将」と刻まれた「村田英雄生誕地」記念碑がありました。

 


実は本命はこの境内に松尾芭蕉の句碑を訪ねたのでした。

百歳のけしきを庭の落葉かな

 

高浜虚子の句碑もありました。

「粧へる筑紫野を見に杖曳かん」

 

 

7-2 ヴィクトリ― 小宮新一さん 富安敏照さん(福岡県久留米市)


 5日(月)夕刻、6年ぶりに久留米ヴィクトリーを訪ねました。

小宮新一社長が出迎えてくれました。

 

夜は小宮さん富安さんと。

2人は古くから全日本ラリーでコンビ(富安さんがドライバー、小宮さんがナビゲーター)を組んで参加。

最近は九州地区ラリーが全て舗装の為、中四国地区ラリーのグラベルラリ-に限定して参加しています。

その昔小宮さんはCMSC鹿児島・山口修選手と組んで全日本ラリーを走ったこともありました。

 

 タイラギ貝の刺身ポン酢和え めちゃ美味かったです。

 

赤アマコ これもワカメを添えてポン酢で合えてこれも滅茶美味かったです。

 

 

以上 恋の浦全日本ダートラ「旅の途中」でした。