おかしい事はおかしいって | ラリーというスポーツを精一杯楽しみたいのです

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ラリーを始めてみたい人の道しるべになれば幸いです。

普段はこういう事に(ブログで)意見を述べないのですが・・

 

ロシア:ウクライナの情勢について

 

何が起きたら戦争する結論に至るのか?

2月終盤のあの日   「まさか!?」

2022年という、僕らが子供の頃にワクワクしていた未来に至ったこんにちに

武力で国を侵攻していくという暴挙が発生した。すでに2週間。

止める気配もない。必死で抵抗するウクライナの映像に恐怖しています。

 

規模が大きく違いますが、世の中のほとんどの問題は人の感情が起こしている。

 ①どうして戦争を始めることになったのか?

 ②どうして戦争を止められないのか?

ついつい感情的に意見を書きたくなってしまうのを押し殺して、努めて冷静に書きます。

とはいっても、TVやネットに上がっている情報をベースに意見をするので、本当の所は

分かりません。偏った意見になっていたらごめんなさい。

 

 

①どうして戦争を始める事になったの?

 そこに至るまでの両国間の葛藤や裏事情は全てすっ飛ばします。

 話合いや取引で解決できない事が問題なので、武力を行使して国を攻めるという行為に言及します。

 軍隊は、命令に絶対服従が基本原則。命令が下される事が問題。

 今回は国のトップであるプーチン大統領が公然と「戦争を始めて、核の使用をほのめかす」などの

 報道がされています。

 いったいどうなっているのか?

 国の政治は、戦争開始の決定は、話し合いがもたれて決められるものではないのか?

 それすらプーチン大統領の独断ですすめられてしまうのか?

 本当の問題は、メディアに顔を出すプーチン大統領だけでなく、その側近が戦争を止める事が

 できなかった部分にあるのだと思う。

 スーパーロング政権であるプーチン氏の周辺にはイエスマンしか居なくなってしまっているのか?

プーチン氏その人も、何をやっても正当化されてしまう環境では、もはや人として他人にやさしくする事が出来なくなっているのかと。

核の使用をほのめかす「特別戦闘準備態勢に移すことを命令する」

言われて頷くしかない国防大臣達。一体なんだこれは。

”NO”と言ったら殺されるという状況にしか見えない。

 

それ以前に公開つるし上げ的な行動もありました。

この時は、番組では「そんなはずないよね」といった感じでジョークなのでは?

と締めているが、この時既に強硬圧力政治を進めていると考えれば納得の行動。

 

完全におかしいだろう。

私は、基本的にはどんな意地悪に見える人間もそのベースには「〇〇にとっての正義」を貫いているのだと深読みしようとする傾向にある。

「本当の悪人は居ないはず」との考え方によるものだ。

ところが、今回のプーチン氏の行動は極めて短絡的に喧嘩をエスカレートさせようとして、苛だちを国を使った報復に転嫁してしまっているように見える。

これを会見の場で行っている状況は正常な国のトップの行動には見えない。

周囲にいる側近が、間違っている事に対して体を張って「止める」ことをしなければ、どんどん間違った

方向に進んでしまう。なぜなら、「だれも止めてくれない=オレの正義は正しい」と勘違いするからだ。

国の行く末を議論すべき立場の20年以上の付き合いの幹部にも意見をさせない。

こんなやり方で正常な政治ができるはず無い。

 

 ②どうして戦争を止められないの?

 

実際に戦っている現場では、双方に犠牲者が出ていて市街地での銃撃戦まで行われている。

ウクライナの人は意地でも自分たちの国を、ここで生きる権利を死守するために文字通り「必死」で

戦うだろう。

ロシアの兵士達は最初は軍隊だから命令によって戦争をはじめているかもしれない。

でも自分の仲間たちが銃撃などにによって目の前で死んで行ったら相手を憎む気持ちが生まれるだろう。

それはもう、何が正しいとか倫理的にはこうだ、とか言う問題では無くて、

「命令を受けたから」 + 「感情的な行動」 としての戦闘行為に段階が進んでしまっていると

推察できる。

恐ろしい事だ。

 

これが、国の立場によって始まったもので止められないもの?

違うよ!

「人が起こしている事だ!人の感情が起こしている事だ!」

一国の大統領であったとしても、間違いを起こしているならば気づかなきゃいけない。

なんで周りの国が全部そっぽ向いちゃうんだろう?おかしいな?

その周囲にいる側近は「間違えています!大統領!」と言わなければいけない。

それでも止まらないなら、引きずりおろすしかない。

 

「おかしいものはおかしい」んだ。

 

会社でも、学校でも、人が集まれば同じような事が起きる。

でも結果が「戦争」だとしたら、命を張ってでも止めなきゃならないよね。

 

そんな事を海を見ながら考えていました。

地球規模で考えたらとっても小っちゃい人間が

「殺し合いなんかをしたらいかん!」

 

たまたま、仕事でいくつかの国に行かせていただいた経験から

経済的に豊かだろうが、肌の色が違かろうが、話す言葉が違かろうが

みんな「人間という種類の分類で一緒」で

同じように命を大事にして、同じように優しい気持ちを持っている。

インターネットで世界が繋がったように、共通通貨で為替影響が無くなり

世界という一つの国家に成れば、国の境目が無くなって戦争や紛争そのものも

無くなって良いのにね。と、子供達には話してきました。

若い人達が中心になって強い権力やしがらみを超越してグローバルにつながりを深め

世界が一つに成る事を望みます。

 

地球を考える時は、Google mapでは無くて、Google Earthで見てみよう。

この大きさまで縮小してみりゃ、国境なんて無いんだよ。

人が勝手に決めたもんだ。