2021年7月4日
Lynx RallyTeam
チームとしての初参戦の日を迎えました。
このチームは
・ラリーに参戦したい若者に道を作ってあげたい横澤
と
・ラリー参戦を事業の柱の一部として、地元群馬を盛り上げていきたい株式会社リンクス
が、
それぞれの力を合わせて競技の世界に挑んでいく。そんな活動です。
さて、参戦に漕ぎ着けるまで紆余曲折いろんな出来事がありましたが
WEBミーティングも含め、話合いを進めて
①オーディションを実施して、3名のドライバーを起用する
の若手ドライバー起用「ウルフプロジェクト」もスタート!
こちらは本日7月5日23時59分が一次審査となる「書類選考」の申込締切日です。
迷っている方はお早めに。
②ラリーの実際を知るためにTGRラリー渋川戦に参戦する
の二つを進めてきました。
いや、本当にいろんな事がありました。
でも、ラリーと同じく「決して諦めない、強い気持ち」「何が起きても良い方向に考える徹底したプラス思考」
で、乗り切ってきました。7月3日前日でもいくつかの些細な事?が起きましたが臨機応変に対応して当日を迎えました。
今回、コドライバーには地元群馬の若手ドライバー(ラリーに出たいが未参戦)の「山口竜太」選手です。
ドライバーは今回は横澤が担当いたしました。
テスト参戦の目的
1、チームとしてラリーの現場を知る(準備するものや、他チームのパドックの様子、雰囲気、チーム活動の参考)
2、チームとしてラリーの流れを知る(前日から当日、競技の流れと表彰式、撤収まで)
3、参戦車両のMR-Sの実力を知る(セッティングされたラリーカーのパフォーマンス、古い部類になったMR-Sの実力は?)
こんな感じで考えておりました。
追加
4、山口選手が思いがけず掴んだコドライバー参戦のチャンス、楽しんで少しでも何かを掴んで帰ってほしい。
が追加されました(笑)
車両はリンクスさんでメンテンナンスパーツ、古くなった安全装備の一新、タイヤの新調などリフレッシュをしていただき
気に成る部分が無い状態の万全な体制。
プライベーター参戦とは違い、気持ちの上での心配事が殆ど無い状態にしていただき、これだけでもチームのありがたみを
感じました。きっと、若手ドライバーさんも伸び伸びとラリー競技に集中できるでしょう。
ガレージで事前整備
アライメント調整、オイル交換、タイヤ交換・・・etc.
当日は結構な雨降りの状況
これに合わせて雨用のセッティングに最終調整です。
さあ、いよいよスタートです。行ってきまーっす!
ラリーコースは初めて走る直線基調の登り坂のSS1、3と
前半が強烈な登り、中盤以降が一部下り坂もあるハイスピードのSS2、4
合計4つのSSで争われます。
MR-Sが走るエキスパート4クラスは15台の参戦。
その内、7台が270馬力4WDターボのGRヤリス
3台が200馬力の86 (⇒86もすごいけど、メンバーが凄過ぎ)
残りがバラエティークラス(笑)
いや、笑い事じゃなくて、GRヤリスの中に食い込まなきゃ賞品もらう所までの経験をチームに
してあげられないじゃん。とはいえ、絶対完走!が第一目的で頑張ろう。
SS1、SS2はコドライバー山口さんの慣熟回でもあるので、安全に且つ確実に走行
ノートリーディングのコツを掴み始めたようです。良いですよーっ!
ちょっと待ち時間にMORIZO選手と記念写真。
さすが世界のMORIZO選手、最高の笑顔をいただきました\( 'ω')/
中継サービスで、チーム員が迎えてくれる安心感。
今回は株式会社リンクスの取締役事務員さんが2名来てくれています。
嬉しいですね。車もトラブルなく、問題なし。
お弁当を食べて元気をチャージして午後のステージへ。
コドライバー山口選手のノート読みの上達が凄い!
SS4で走りに全集中できました。霧と雨の中5分20秒台のタイムはオーバーオールで4位!
素晴らしかったです。
視界も決して良くない状況でもペースノートがしっかりしていると頑張れます。
(カメラで映るほど実際は見えない)
熱い走りの様子はTGRRCのyoutube配信録画でどうぞ
ゴールライン通過!スローダウンしている中、安堵感から
「完走!良かった!」と固い握手
山口選手、素晴らしいノートリーディングでした。
結果
E4クラス6位 総合6位
今回、表彰式に出られるのは5位まででしたので残念な感じでした。
0.8秒届かなかったーっ。
とはいえ、よくよく考えてみると2輪駆動では総合2位
MR-Sとしてはまずまずの成績と言えるのではないでしょうか?
2輪駆動1位はレーシングドライバーの佐々木雅弘選手
やっぱ悔しいな。ラリーフィールドでは負けたくないとも思う(-_-).....
そういう気持ちが凄く大事だよね。
山口選手も「ラリーすっごく楽しかった!それにたくさんの事を学びました」と言ってくれました。
チームの二人も、「ラリーめちゃめちゃ楽しい!ライブ配信も迫力あってすごかった!」と
沢山のラリーな仲間たちにもとっても支えられているな、と感じた週末でした。
向かいのパドックにK’Sファクトリーの皆さんが居て、いろいろアドバイスもいただきました。
ありがとうございました。
アナウンサー佐山さんも相変わらずきれいな声でTGRラリーが華やかになるよね。
水谷さんも雨の中長時間のライブ配信お疲れ様です。ワンクルーずつ「実況と解説を一人でこなす凄技」
堪能させていただきました。
ラリー帰りに、仕事終わりの㈱リンクス社長と合流。
ラリーイベント無事完了の打ち上げをしていただきました。
人間的温かみのある社長の気持ちが伝わります。ありがとうー!
実は一番ラリーの現場に来たがっていた社長。
次戦は是非、一緒に現場で楽しみながら活動を盛り上げましょう!
手の形はRallyTeamLynxの「リンクスピース」と命名
群馬の若い会社でラリーを盛り上げていきます。